車庫証明とは?
車庫証明とは?取り方や必要書類の詳しい書き方をわかりやすく解説!
【車庫証明とは?持ってないとどうなる?】
新車購入時や車を譲り受けたとき、車の名義登録(変更)手続きが必要です。この手続きに必要な書類が「車庫証明」です。正式名称は「自動車保管場所証明書」ですが、一般的に車庫証明と呼ばれることが多いです。皆さんは、自分の車を停める車庫の場所に「半径2km以内」という条件があるのはご存じでしょうか。日本では車を購入する際「地図上直線距離で自宅から半径2km以内」に車庫を用意し、警察署に届け出て、登録しておく必要があります。そのため新車を購入したい場合でも、車庫証明がないと納車されません。
また、中古で購入した場合や譲り受けた場合、または車庫の場所を変更した場合にも必要になります。つまり、自分の車を持つ人は車庫証明を発行する義務があるということです。車庫証明を発行しなかった場合、「10万円以下の罰金」などの重い刑罰が課せられます。でも、車庫証明ってどうやって発行するの?という方、ご安心ください!
これから分かりやすくご説明いたします♪
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車庫証明書が必要な時の注意点
【車庫証明の取り方は?】
ここでは、車庫証明の取り方がいまいちわからない・・・という方に、わかりやすく取得方法をご説明いたします!車庫証明の取得方法は意外と簡単。なんと全部で4ステップだけです。
1.書類を取得する
車庫証明を取得するには、申請に必要な書類があります。
(1)自動車保管場所証明申請書・自動車保管場所届出書
(2)保管場所標章交付申請書 ※(1)自動車保管場所証明申請書と複写になっている
(3)所在図・配置図
(4)保管場所使用承諾証明書 ※車庫証明申請場所の土地所有者が申請者と同一の場合は自認書
(5)運転免許証など、自動車の使用者の住所を確認できるもの
自宅に駐車場がある方は、(4)以外の書類4つが必要です。
月極駐車場などを借りている方は、すべての書類が必要です。
ご自身に必要な書類を確認しておきましょう!
これらは、警視庁のホームページからダウンロードが可能です。
県警ごとに車庫証明の書類形式は違いますので、ご注意ください。
また、警察署や車を購入したお店、駐車場の管理会社からも受け取ることができますので、ご自身のスタイルに合わせて選択していただけます!
2.必要事項を記入
車庫証明申請に必要な書類を手に入れたら、書類にご自身の情報を記入します。
(4)保管場所使用承諾証明書は管理会社で入力済みの書類をもらえる場合もあります。
※(4)保管場所使用承諾証明書は発行手数料がかかる場合があります。
3.提出
書類がすべてそろったら、管轄の警察署で申請を行います。
捺印の押し直しが必要になる可能性もあるので、念のため印鑑を持参してください。
また、申請を行うには、手数料が必要です。手数料の金額は都道府県によって異なりますので、各県警のホームページでの確認を行ってから書類の提出へ向かってください。
〈提出前に確認すること〉
・提出書類の形式
・発行手数料の金額
・警察署の営業時間
・印鑑は持ったか
交付まで「3~7日」ほどかかりますので、日にちに余裕をもって申請することをオススメします♪
申請が通った時にもらえる「納入通知書兼領収書」は大切に保管してください。
4.警察署にて受け取り
申請したときに提示された交付日よりも後に、警察署へ取りに行きます。
申請時に受け取った「納入通知書兼領収書」と引き換えに車庫証明を受け取ることができます。
〈受け取り時にもらえるもの〉
・自動車保管場所証明書(車庫証明)
・保管場所標章番号通知書
・保管場所標章
※保管場所標章とは、車の後面ガラスなどに張ることが義務付けられているシールのことです。発行手数料として500円かかかります。
【必要書類の書き方は?】
個人で駐車場を契約する場合は、必要書類を手書きで書く必要があります。
(1)自動車保管場所証明申請書・自動車保管場所届出書は、枠に沿ってご自身で記入が必要です。
(3)所在図・配置図と(4) 保管場所使用承諾証明書は、弊社のような管理会社では情報記入を済ませた状態で契約者様にお渡しするため、記入する必要はありません!
【普通自動車と軽自動車での違い】
普通自動車と軽自動車では、必要な手続きが異なります。軽自動車は、基本的に「車庫証明」の提出は不要です。しかし、地域によっては軽自動車でも車庫証明の提出が必要なところもありますので、ご注意ください。お住いの地域が「車庫証明」が必要な地域かどうか、各都道府県警のWEBサイトでご確認いただけます。
届出が必要な地域▼
・県庁所在地の市
・人口10万人以上の市
・東京や大阪の中心から30㎞圏内
軽自動車でも車庫証明が必要な場合は、【車庫証明の取り方は?】をご覧ください。車庫証明が不要な場合、「軽自動車の保管場所の届出」を管轄の警察署へ届け出る必要があります。
「車庫証明」と「軽自動車の保管場所の届出」の手続きには、大きな違いが4つあります。
1.即日発行
「車庫証明」の発行には数日かかりますが、「軽自動車の保管場所の届出」の提出は管轄の警察署窓口で手続きを行えば、申請をしたその日に届出が完了したことを証明する「保管場所標章」を受け取ることができます。
2.申請代
申請代として印紙の購入が必要です。
軽自動車の場合は保管場所標章の交付時のみですが、普通自動車の場合は申請時にも必要になります。
普通自動車の車庫証明発行・・・申請時の印紙2,200円+交付時の印紙500円=2,700円
軽自動車の車庫証明発行 ・・・交付時の印紙500円のみ
3.車庫証明を発行しなければならない期間
普通車を購入する場合には、売買契約をした日からナンバーを取得するまでの間に車庫証明が必要ですが、軽自動車の場合は、ナンバーを取得してから15日以内に発行を済ませればいいルールになっています。
4.軽自動車の車庫証明に必要な書類は、普通自動車の車庫証明に必要な書類に加え、車検証のコピーが必要です。申請の際は忘れずに窓口に持っていってください。
【車庫が同じでも引っ越しをしたら車庫証明の再取得が必要!】
引っ越しをしたけれど、車庫は変わらないというケースがあります。この場合は、所有している車により対応が異なります。
普通自動車の場合は、引っ越した際に車庫証明の住所変更をしなければなりません。
軽自動車の場合は、基本的に申請不要です。しかし、車庫証明が必要ない地域から必要な地域に引っ越しをした場合は、車庫証明が必要になります。
☆マンション・アパートへの引っ越しや月極駐車場を借りる場合はどうする?
個人で車を保管できる場所を所有している場合は上記の手順、書類で申請ができます。
しかし、マンション・アパートへの引っ越しや月極駐車場など、他人名義の駐車場を借りる場合、【車庫証明の取り方は?】の (4)保管場所使用承諾書が必要になります。
この書類は、弊社のような管理会社で駐車場を契約した方には、お名前などを入力した状態で発行・お渡しすることが可能です。
【月極駐車場どっとこむで車庫探し】
「新車を買いたいけど車庫がない」「引っ越し先の車庫を探したい」と思っている方は、ぜひ駐車場専門の『不動産工房』へご連絡ください!どの辺りで探しているか?予算はどれくらいか?など条件を教えていただければ、駐車場探しのエキスパートが、空いている駐車場を探してご提案いたします。弊社が管理している駐車場を契約していただければ、保管使用場所承諾書の発行はもちろん、契約後のサポートまでお任せいただけます!
※ご紹介のみの駐車場の場合は、弊社ではなく管理会社や駐車場のオーナー様が書類を発行します。
お問い合わせは無料ですので、お気軽にご連絡ください!
ぜひ、こちらからお問い合わせください☆
【まとめ】
・新車購入時や車を譲り受けたとき、車の名義登録(変更)手続きが必要
・普通車と軽自動車では、手続き方法や必要書類が異なる
・普通車と一部地域の軽自動車の登録には「車庫証明」が必要
車を手に入れるのはワクワクしますよね!手続き不足・書類不足による納車遅れや、刑罰を受けないためにも、車庫証明が必要なのか、あらかじめ確認しておきましょう!
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